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openLCA の ecoinvent でモンテカルロの外れ値が大きすぎます

2026-09-04 に公開

openLCA 2.2.0 と ecoinvent 3.10 APOS の単位プロセスで、モンテカルロシミュレーションを回しました。上流は何も変えず、影響評価手法も既定の TRACI のままです。

温暖化の分布を見ると、ほぼ平均値ばかりで、負の値まで出てきます。正しい結果とは思えません。不具合でしょうか。

1 件の回答

アトラス編集部2026-09-04

原因は、ecoinvent の交換に入っている、現実的でないほど大きい不確実性です。 今後の ecoinvent の版では、こうした値を取り除く閾値を回答者側で設ける予定です(他所でも同じことが行われています)。ecoinvent 本家がデータを直す、という話ではありません。

これは完全な解決ではありません。 値そのものは ecoinvent に元から入っているもので、本来はその誤った値が直るほうが望ましく、あくまでecoinvent 本家が大きすぎる不確実性を更新するまでのつなぎです。

手元で試すなら、閾値の例は「対数正規分布の幾何標準偏差(gsigma)が 2.5 を超えるものを外す」です。 交換のテーブルでこの分布パラメータが 2.5 を超えている行だけを 1.0 に書き換える SQL が原スレッドに載っています(分布の種類を絞る条件も付いています)。1.0 はばらつきが無い状態にあたるので、その行の不確実性が外れます。これを試してモンテカルロの結果を確かめてみてほしい、という案内です。

SQL でデータベースを直接書き換えるのは、計算が Calculation failed になる原因の1つとして挙げられています。実行する前に控えを取ってください。
別筋の、確かめられていない報告もあります。 入力に置いた製品が出力の製品でもある場合にモンテカルロがおかしくなる、という調査がありますが、これは質問者自身が書いたもので、確認を呼びかけたまま答えが付いていません(自作のダミープロセスを連ねた模型の話で、上の「不確実性が大きすぎる」と原因が同じかは分かりません)。ecoinvent のプロセスのモンテカルロの平均が分析結果と大きく違い、java.lang.NullPointException が出るという報告にも答えが付いていません。
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