openLCA で製品システムを作るとき、プロセスの種類(ユニットプロセス/システムプロセス)を選ぶ場面があります。どちらを選ぶべきか、結果はどう変わるのでしょうか。
ELCD を使い、同じ参照プロセスから「自動でつなぐ」で2つの製品システムを作り、種類だけ変えて計算したところ、結果が違いました。
1 件の回答
既定のプロバイダが指定されていれば、この選択は結果を変えません。 既定のプロバイダは特定の1つのプロセスを指すので、それがすでにユニットかシステムかを決めているためです。設定が効くのは、既定のプロバイダを使っていない場合か、指定されていない場合だけです。マニュアルにもそう書かれています。
ELCD のようにプロバイダが特定できないデータベースでは、つながる相手が変わるので結果も変わります。 「システム優先」か「ユニット優先」かで別のプロセスが繋がり、データベースの曖昧さのために供給連鎖そのものが変わるためです。Quick results か Analysis かを選んだ結果ではなく、そのデータベースが自動補完に向いていないことによるものと見られます。システムプロセスは供給連鎖の繋ぎ方を1つ決めた結果であり、openLCA では繋ぎ方をいろいろに指定できるので、指定によって結果が変わり得ます。
ELCD ではモデルグラフで手作業で製品システムを組んでください。 以前 GaBi で計算されたデータベースで、完了していない計算の名残のような入出力の製品が多く含まれます。製品が特定的でないため、openLCA 側で既定のプロバイダを設定できません。
Quick results で出るのも参照プロセスだけの結果ではなく、ライフサイクル全体のモデルの結果です。 1つの製品システムであれば、Quick results と Analysis の結果は同じになるはずです(この2つの違い)。
