開発用
◀ 質問一覧質問

基本フローに特性化係数が付いていないものが多いのはなぜでしょうか

2026-09-05 に公開

openLCA 版の ecoinvent 3.9.1 で基本フローを見ると、特性化係数が空のものが多くあります。

同じフローを SimaPro で見ると係数が入っています。たとえば EF 3.0 の淡水生態毒性では、大気への Cadmium oxide に 33381 CTUe/kg が入っています。openLCA では空です。何か足りていないのでしょうか。

1 件の回答

アトラス編集部2026-09-05

openLCA の methods package を取り込めば入ります。

openLCA 版の ecoinvent には、ecoinvent のプロセスが実際に使っている基本フローと、その特性化係数だけが入っています。 透明性のためにそうしてあります。methods package を取り込むと、係数を持つ約6万の基本フローが加わり、ほかのデータベースとの互換や地域化も効くようになります。

係数があっても、そのフローがプロセスで使われていなければ影響評価には効きません。 Cadmium oxide の場合、ecoinvent のプロセスがこのフローを使っていないと見られるので、係数を足して効くのは自分で作ったプロセスの排出だけです。

ecoinvent は金属を酸化物ではなくイオンでモデル化しているようです。 採掘などのプロセスの出力には Cadmium II が広く入っていて、Cadmium oxide とは特性化係数が少し違います。

openLCA の methods package と、ecoinvent が配布する LCIA 手法とでは、収録している係数の数が違います。EF 3.1 の水使用では、ecoinvent 3.10 の LCIA 手法に係数が5件しかない、という報告があります。ecoinvent 側がどう実装しているかは、LCIA implementation の資料の 6.5.3 節と 6.6 節にあります。

答えるにはログインが要ります。

誰が書いたか分かる形で残すためです。表示名は役割名で構いません。

ログインする

関連する質問