openLCA で使う ecoinvent を新しい版に上げようとしています。APOS、consequential、cut-off(library・system・unit)と選択肢があり、どれを取ればよいのか分かりません。
普段は cut-off のユニットプロセスを基本にしています。置換(substitution)を含む分析をしたい場合は、別の版を落とすべきでしょうか。それとも違いはわずかなのでしょうか。
1 件の回答
再生材の負荷をどう扱うかが違います。 cut-off では、系に入ってくる再生材は前の生涯の負荷を持たずに入ってきます。APOS は、前の生涯の負荷を、再生材が使われる時点で導入します。この違いは当然ながら結果に効き得ます。
置換(substitution)を使うなら、同じ計算の中で cut-off と組み合わせるべきではありません。 cut-off は多機能性をクレジット(回避製品)を使わずに扱う考え方です。前景で置換によるクレジットを持ち込むと、背景の cut-off の考え方と方法論的に噛み合いません。置換を使うなら、クレジットを含むシステムモデル(例として APOS や consequential)を使ってください。
「consequential は限界データ、他は平均データ」という言い方はしばしば当たっていますが、それは視点の違いから出てくる結果であって、鍵になる違いではありません。APOS は(複雑だが巧みな)配分のやり方で、通例は属性型(attributional)に結び付けられます。最後はそれぞれのシステムモデルの説明を読んで、自分の研究の視点と目的に合うものを選んでください。
ファイル名のどこがシステムモデルを表すのか、UNIT と LCI は何かはecoinvent のファイル名は何を表しますかに、cut-off の library 版(openLCA 2.0 から入った、事前計算された書き換えられないデータベース)はライブラリを使う利点は何ですかにまとめています。
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