openLCA で前景の製品システムを組んでいます。上流のプロセスのいくつかは出力が複数ありますが、どれも中間フローで、同じシステムの下流のプロセスが使います。最後のプロセスだけは、システムの外に出る価値のある製品を2つ出します。
配分を None のままにすると、寄与ツリーで同じ上流プロセスが次のプロセスの下に2回、同じ値で出てきます。物理配分をかけると重複は消えますが、LCIA の結果が大きく変わります。これは二重計上なのでしょうか。配分はどこでかければよいのでしょうか。
1 件の回答
回答者の勧めは、中間製品しか出さない多出力プロセスでも、配分を None のままにせずにかけることです。 中間フローも、最終消費者向けではないにせよ、それを作るプロセスにとっては製品で、配分をかけるかどうかの判断では最終製品と区別は無い、というのが理由です。これは、目的と調査範囲(goal and scope)で配分を使わないと決めていない場合の話です。また回答者は、この回答では話を複雑にしないために外したものの、システム拡張などで配分を避ける選択肢のほうが配分より先に来る、と書き添えています。
配分をかけないと(物理か経済かは関係なく)、2つの製品のそれぞれに工程の負荷がそのまま付き、重複した2本のサプライチェーンになる、というのが回答者の説明です。質問者の例は、この意味で2つの入力経路であると同時に二重計上でもあります。質問者の例でも、物理配分をかけると重複が消えるだけでなく、LCIA の結果が大きく変わっています。配分をかけると、寄与ツリーにはもう片方の製品の枝が出なくなります。
配分の種類は、できれば目的と調査範囲で決めたものを使います。対象は、1つのプロセスに2つ以上の機能(製品の生産や廃棄物の処理)があるところです。最後のプロセスに限らず、製品が2つ以上出るところはどこでも配分をかけます。
- Physical Allocation Questionask.openLCA2026-06
