openLCA で ecoinvent を使っています。計算の設定では、EF v3.1 が ecoinvent の LCIA 手法、EF v3.1 (adapted) が openLCA の LCIA 手法として分かれて並んでいます。
データベースに最初から入っている ecoinvent の手法と、openLCA LCIA Methods(手法パック)の違いは何でしょうか。どちらを使えばよいのでしょうか。正規化係数も違うように見えます。
1 件の回答
何をしたいかで選びます。 ecoQuery と同じ結果が欲しいなら ecoinvent の手法、他のデータベースと組み合わせたい・地域化した結果を出したいなら openLCA 手法パックです。違い方は EF 3.1 に限らず、どの手法でも同じです。
- ecoinvent の手法:対応する版の ecoinvent データベースでしか使えない。地域化されていない。ecoQuery と同じ結果が出るので、比べるのに使える。
- openLCA 手法パック:Nexus の他のデータベース(例えば Agribalyse)とも互換になりうる。ただしすべてではない。一部の手法は地域化されていて、望めば地域化した LCIA 結果を出せる。ecoinvent では使われていない基本フローなども含め、特性化係数と基本フローが多い。
正規化係数は、手法パック 2.4.3 の時点で確かめられたところでは、同じ影響カテゴリどうしなら同じです。ecoinvent 実装の LCIA 手法には本来、正規化・重み付け係数が付いていません(足すのは簡単です)。EF 3.1 の ecoinvent 版にだけは足されていて、openLCA 手法パック 2.4.3 の「EF 3.1 (adapted)」と同じ係数です。どちらも JRC による元の EF 3.1 の実装から来ています。
水使用の結果の違いは、ecoinvent 版と openLCA 版の EF 3.1 で水使用の結果は変わるのでしょうか を見てください。
openLCA 手法パックは ecoinvent の版ごとに対応があり、対応する版は openLCA の中の手法の説明(description)に書かれています(例えば手法パック 2.8.2 は ecoinvent 3.12 に対応)。古い手法パックを新しい ecoinvent に使うと、特性化されない基本フローが出ることがあります。
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