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ecoinvent の埋立の長期排出は、ReCiPe の no LT で除くべきでしょうか

2026-09-13 に公開

ecoinvent の「treatment of municipal solid waste, sanitary landfill | municipal solid waste | Cutoff, U」を ReCiPe 2016 Endpoint (H) で評価すると、「emission to water, ground-, long-term」の Zinc, ion がヒト健康の主な要因として出ます。

ReCiPe 2016 Endpoint (H) no LT に切り替えるとこの寄与が消え、全体の結果が大きく変わります。サステナビリティ報告では、長期排出を含めるのと除くのと、どちらが適切なのでしょうか。ecoinvent は長期排出をどう扱うよう説明しているのでしょうか。

1 件の回答

アトラス編集部2026-09-13

どちらにすべきかの合意はありません。両方で計算して感度分析をします。 EPD では通常、長期排出を含めません。LCA 研究でも含めない例のほうが多く見られるようですが、だからこそ感度分析が要ります。

ecoinvent は、LCA の専門家の間で長期排出を扱うかどうか・どう扱うかの合意が無いため、判断を利用者に委ねています。長期排出は「air, low population density, long-term」と「water, ground-, long-term」という long-term と明記したサブコンパートメントに分けて記録されます。これが現れるのは、埋立地の維持管理が 100 年で終わると仮定した廃棄物処理のデータセットだけです。

長期排出は短期の排出より環境中にいる期間が 100 年短いので、本来は係数が低くあるべきです。しかし多くの LCIA 手法は時間軸を区別していないため、選択肢は次の2つになり、ecoinvent は両方の結果を用意しています。

  • 短期と長期の排出に同じ係数を付ける:影響を過大に見積もる
  • 長期排出に係数を付けない:影響を過小に見積もる。名前に「no LT」と付いた手法がこちら

この質問のように差が大きいときは、その差が妥当かを確かめ、LCA の報告書で論じます。廃棄段階のデータセットは汎用のもので、個々の LCA モデルにそのまま当てはまるわけではありません。

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